春は未だか

伊藤克昭

4月14日

トマムは猛吹雪。

気温はマイナス8度。

道内の主な都市の気温は0度~プラス5度前後。

十勝の広尾では瞬間最大風速が40メートルに達した。

寝台特急「カシオペア」は東北本線の小湊で運転を中止した。

『小湊』って・・・、もうあと少しで青森なのに。

どんな理由なのか、余程天気が悪いのか。

そのせいで折り返しの「カシオペア」は全区間運休になった。

だけど道内のJRは平常。(流石!)

 

4月も半ばでまだこんな天気。

今年は吹雪が多い。

雪も多い。

5月まで雪が残るのは確実だ。山は6月まである勢い。

そんな中、トマムはグリーン期の営業準備が始まっている。

眼も開けられないぐらいの風と雪。映画の『八甲田山』みたい。

あちこちに吹き溜まりが出来、人間も5分ほどで雪ダルマになる。

風は音を立ててと言うか轟音というか、ピュ~~~ではなく、ゴーーーーっと鉄橋を列車が通ってるみたいな音。

雪煙が地面を走ったり渦巻いたり、黒澤明の『用心棒』のワンシーンみたい。(あっちは空っ風)

 

「低気圧は台風並みに発達しながら北へ進んでいる。西高東低の冬型の気圧配置」

ナンテ台詞、今年は何回も聞いた。

今年はそんな台詞をまだ聞きそうな予感。

 

4月も半分まで来た。

トマムは未だ冬景色。

「春は未だか」

 

コメントする

最近の記事

RSS