雲海に出逢う

シーズン中の早朝、雲海に出逢える確率はおよそ40%。
同じ表情を二度と見せることの無い雲海との出逢いは、まさに一期一会です。

ここでは、トマムで出逢うことのできる雲海の種類と発生する仕組みをご紹介します。
ダイナミックな動きはトマムならでは
「太平洋産雲海」
雲の上に突き出るホテルが印象的な
「トマム産雲海」
天気が悪い日こそ見られるチャンス
「悪天候型雲海」

ダイナミックな動きはトマムならでは

太平洋産雲海

夏、十勝や釧路沖の海水温は低いままです。そこに、太平洋高気圧による南からの暖かい空気が流れ込むと、北海道東部沖では大規模な下層雲(海霧)が発生します。発生した下層雲は、南東の風によって十勝平野を覆い、日高山脈を越えてトマムに達します。トマム山は太平洋産雲海が届くかどうかのところに位置し、太平洋産雲海は「トマムならではの雲海」とも言えます。雲の勢いが強すぎると雲海テラスも雲の中に入ってしまい、雲の勢いが弱いと日高山脈を越えられません。滝のような雲海は、絶妙な条件が揃ったときにだけ見られる希少な雲海なのです。いつでも見られるわけではないからこそ、見る価値がある現象です。

太平洋産雲海が発生しやすい条件

・北海道東部が高気圧に覆われ、海霧が発生
・東~南東の風が、トマムエリアに吹き込む
・前日の夜から明け方にかけて風が弱い

雲の上に突き出るホテルが印象的な

トマム産雲海

トマム産雲海は、風が弱く晴れた夜、熱が上空に逃げて冷やされた空気が盆地状の地形の底に溜まることで発生する放射冷却による雲海です。このトマム産雲海が発生する朝は、山麓よりも山頂の方が気温が高くなります。日が昇り、盆地が暖められると、雲海は徐々に消えていきます。
リゾナーレトマムやザ・タワーが、雲海の中から突き出て見えることもあります。

トマム産雲海が発生しやすい条件

・トマムエリアが高気圧に覆われ、朝方晴れる
・前日の夜から明け方にかけて風が弱い
・朝方に気温が急激に低下した

天気が悪い日こそ見られるチャンス

悪天候型雲海

天気が悪いときや、これから悪くなるときに出る雲海です。雲海テラスから見える山にまとわりつくように発生した層雲が広がって雲海となり、その雲海の上にも雲があります。立派な雲海ができることもありますが、雲の動きが激しく、やがて雲海テラスは雲の中に入り、天気が悪くなることが多くなります。

悪天候型雲海が発生しやすい条件

・低気圧が接近している
・天気が下り坂の予報が出ている
・天気が悪い

北海道大学の観測

北海道大学の観測

2010年より雲海テラスと麓に観測タワーを設置し、夏には雲海が発生する気象条件、冬には様々な降雪や積雪が起こる気象条件を10分間隔で自動観測しています。遭難や雪崩事故などを防ぐための、貴重な山岳気象観測を行っています。また、刻々と変わるダイナミックな雲海の動きを捉えるため、1分間隔毎の自動撮影を行っています。そこから作られた動画は、テレビ番組などで紹介されています。

株式会社星野リゾート・トマムと、国立大学法人北海道大学大学院環境科学院は、2011年4月13日に産学連携・協力に関する基本合意書を締結しました(2013年9月21日に占冠村も参加)。本協定のもと、北海道の環境保全、観光の振興、これから社会を作っていく学生たちの人材育成を中心に、北海道の地域社会へ貢献していきます。実践環境科学コースは、社会に何かを生み出す人材を育てる教育理念のもと、2011年4月に設立されました。 トマムにおいて、占冠村小中学生への「川の学校」「雪の学校」など、様々な活動を行っております。

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