UNKAI TERRACE 雲海テラス
24 2026
本日の雲海テラスでは、残念ながら雲海の発生はありませんでした。 常時3m以上の風が吹き抜け、湿度が低かったことが主な原因…
24 2026
本日の雲海テラスでは、残念ながら雲海の発生はありませんでした。 常時3m以上の風が吹き抜け、湿度が低かったことが主な原因と思われます。
しかし日の出前には空全体が深く赤く染まる「マジックアワー」を迎えることができました。まさに魔法がかかったかのような幻想的なひとときに、誰もが息をのんで見とれていました。
日が昇る東の空には「朧雲(おぼろぐも)」がかかっていたため、無事に日の出が見られるか少し心配いたしましたが、雲の隙間から非常に美しい日の出を拝むことができました。
古くから「朧雲が出ると雨が降る前兆」と言われていますが、奇しくも本日の天気予報も15時頃から雨マーク。身をもって自然のサインを感じ取り、昔の人々の優れた観察眼に深く感心させられる朝となりました。
自然が見せてくれる様々な表情に感謝しつつ、明日はまた見事な雲海に出会えることを心から願っております。
雲海テラススタッフ 堤

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□
日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
23 2026
本日の朝は、強い放射冷却によって外気温が8℃から6℃まで低下し、南風の流入と鵡川からの川霧の補給が重なることで、非常に豊…
23 2026
本日の朝は、強い放射冷却によって外気温が8℃から6℃まで低下し、南風の流入と鵡川からの川霧の補給が重なることで、非常に豊かな雲量を持つ「トマム産雲海」が発生いたしました。
特筆すべきは、本来は無風で水平な雲頂を描く「静の雲海」として知られるトマム産雲海が、南風の影響によって絶え間なく雲頂を波打たせる「動の雲海」へと表情を変えた点にありました。無風状態の放射冷却で作られた繊細な雲の層に気流の脈動が加わり、厚みと躍動感を兼ね備えたダイナミックな景観を展開いたしました。
さらに、秋の深まりとともに太陽の軌道が南寄りに傾き、低い角度から朝日が照射されたこと、そしてトマム産雲海特有の低い雲頂という条件が重なったことで、ザ・タワーやリゾナーレの巨大なシルエットが白銀の雲海のキャンバスに長く伸びる、この時期限定の稀少な自然のシャドーアートを描き出しました。
日の出後、気温が10℃まで上昇し湿度の低下する過程でゆるやかにドライアウト(消散)が進行いたしましたが、盆地底にはしっかりとした白い雲の帯が維持され、営業終了まで壮大な景観をお楽しみいただくことができました。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田




□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□
日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
22 2026
本日9月22日は、見渡す限りの視界を純白の雲が覆い尽くす、大迫力の全面雲海となりました。秋晴れの抜けるような青空と、朝陽…
22 2026
本日9月22日は、見渡す限りの視界を純白の雲が覆い尽くす、大迫力の全面雲海となりました。秋晴れの抜けるような青空と、朝陽を浴びて黄金色から純白へと表情を変える雲海のコントラストは、まさに息をのむ美しさでした。
実は今朝の雲海、いつもトマムの谷底で静かに発生する平坦な雲海とは少し様子が違いました。雲の表面がモコモコと波打ち、まるで生き物のように躍動していたのにお気づきでしょうか。これは、初夏や秋口の季節の過渡期に年に数回だけ姿を現す、非常にレアな「十勝産雲海」と呼ばれる現象です。本日は、この奇跡的な絶景が生み出された背景を少しだけ解説いたします。
昨日の日中、東大雪の山々ではたっぷりと水分が蓄えられ、夜の冷え込みでモコモコとした蒸気霧が発生しました。同時に、十勝平野全域には濃霧注意報が発令されるほどの広大な放射霧が発生し、これらが合体することで十勝側に巨大な雲の海が誕生しました。その巨大な雲の塊は、標高2,000m付近に吹く力強い北東風に乗って押し出され、高い山脈の中で標高が低くなっている狩勝峠の鞍部を抜け道として、トマム盆地へ怒涛の滝雲となって流れ込んできたのです。幾重もの山を越える際の気流の波打ちと、上空の星空による雲頂の冷え込みが、今朝の立体的で躍動感のある雲の形を作り出しました。
上空の風が雲を運ぶ一方で、トマムの地表付近の風は極めて穏やかでした。この無風の谷が器となり、流れ込んできた雲を綺麗に受け止めてくれました。さらに、今日の山頂は15℃程度までしか気温が上がらない予報だったため、雲が消滅するスピードが遅く、営業終了間際まで長く絶景をお楽しみいただける最高の条件が揃いました。
営業終盤には、山肌を滑り上がる雲が一瞬テラスを包み込んで通り過ぎる、まるで雲飛沫を浴びているかのような幻想的な光景も見られました。雲に包まれた瞬間のひんやりとした空気感と、直射日光が差し込む瞬間の暖かさのコントラストは、まさに雲の上に身を置く雲海テラスだからこそ味わえる贅沢な体験と言えます。
季節は少しずつ秋を深めています。冷たく澄んだ空気が、雲海の美しさをより一層引き立てるこれからの季節。ぜひ、暖かい服装で大自然の奇跡に会いに来てください。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田






□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□
日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
21 2026
今朝のトマムは、15年間この地の空を見続けてきたスタッフをして「過去最高傑作かもしれない」と言わしめる、圧巻の気象ドラマ…
21 2026
今朝のトマムは、15年間この地の空を見続けてきたスタッフをして「過去最高傑作かもしれない」と言わしめる、圧巻の気象ドラマに包まれました。昨日の雨がもたらした潤沢な水分、地表の完全な無風、そして風と地形が生み出した奇跡的な条件が重なり合い、文字通りシーズン最高峰の全面雲海が広がりました。
今朝の雲海を決定づけた最大の要素は、純度の高い「蒸気霧」です。前日の雨で地表がたっぷりと水分を含んだところへ冷気が滑り込み、温かい地表から猛烈な蒸発が起こることで発生したこの霧は、通常の放射霧とは比較にならないほどの高い水滴密度を誇ります。水滴が気化する際に周囲の熱を奪う気化熱のバリアに加え、上空に広がる分厚いうろこ雲が天然の遮光シェードとなり、直射日光によるドライアウトを完璧にブロックしました。日の出後も消えるどころか、むしろ刻一刻とボリュームを増していく異例の長寿命な雲海となりました。
日の出とともに陽の光が届き始めると、雲の表面に光と影の繊細な陰影が浮かび上がりました。谷底に停滞するトマム産の蒸気霧の上に、十勝北部から流入してきた別の蒸気霧の層が綺麗に重なり合うことで、見事な「2層構造」が形成されたのです。さらに時間が経つにつれて十勝側からの風と雲の押し込みが強まり、十勝産の蒸気霧がトマムの雲海の上に深く重なって、この時間になってもなお雲のボリュームを増やし続けるという圧倒的なスケール感を見せてくれました。
太平洋側と日本海側へ水流を分かつ分水嶺の稜線では、二方向からの風が収束を起こし、収束した雲が溢れ出してオダッシュ山や鞍部から絹のように滑らかに山肌を滑り落ちる「滝雲」が発生しました。太平洋と日本海の境界線を、気体となった雲が越えていくダイナミックな光景です。最大のクライマックスは、稜線から急勾配を滑り降りてきた滝雲が、谷底に溜まった濃密な雲海プールへ激しく突入した瞬間に訪れました。流体力学で言う「跳水現象」が起こり、雲の衝突エネルギーによって巨大なドーム状の「雲飛沫(スプラッシュ)」が立ち上り、周囲の雲をぐんぐんと押し上げて山々を呑み込んでいきました。
「静の雲海」と呼ばれるトマム産雲海でありながら、これほどまでに立体的に、そして力強く脈動する姿は滅多に見られるものではありません。幾重もの偶然と地形の必然が織りなした今朝の雲と風が織りなす大自然のスペクタクルは、立ち会われたゲストの皆様にとっても、私共スタッフにとっても生涯忘れられない特別な朝となりました。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田





□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□
日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
20 2026
今朝の雲海テラスでは、太平洋産雲海が発生いたしました!あいにくの雨が降ったり止んだりする空模様となりましたが、太平洋産雲…
20 2026
今朝の雲海テラスでは、太平洋産雲海が発生いたしました!
あいにくの雨が降ったり止んだりする空模様となりましたが、太平洋産雲海がまるで巨大な滝のように流れ込んでくる迫力満点の姿を捉えることができました。
トマムエリアを覆っていた雲は午前6時頃に一度姿を消し始めましたが、ここで雨の恵みが訪れます。雨の影響によって山肌から勢いよく滑昇霧(かっしょうぎり)が沸き立ち、手前には「悪天候型雲海」が再形成されました。
さらに、その悪天候型雲海の上に奥から太平洋産雲海が覆い被さるように広がり、「悪天候型雲海」と「太平洋産雲海」という2つの雲海を同時に望む光景へと発展いたしました。
足元の悪い雨の中お越しいただいたお客様にとっては大変なコンディションだったかと思いますが、雨の日にしか出会えない極めて幻想的でドラマチックな雲海をお楽しみいただくことができました。
冷えた身体をゆっくり温めていただけるよう願いつつ、明日も素晴らしい景色に出会えることを楽しみにしております。
雲海テラススタッフ 堤

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□
日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
19 2026
今朝の雲海テラスは外気温8℃。凛とした冷気と時折響くエゾシカの鳴き声が秋の深まりを感じさせる、実に清々しい朝を迎えました…
19 2026
今朝の雲海テラスは外気温8℃。凛とした冷気と時折響くエゾシカの鳴き声が秋の深まりを感じさせる、実に清々しい朝を迎えました。予報では雲海発生確率50%と期待が高まる朝でしたが、たとえ雲海が発生しなくても、思わず息をのむ景色や楽しんでいただけるポイントが数多く詰まっていることを改めて体感できる特別な一日となっております。
日の出前には深い藍色から朱色へと移ろう幻想的なマジックアワーが広がり、やがて差し込んだ透き通った光が東大雪の稜線を真っ赤に染め上げる鮮烈な「モルゲンロート」が出現いたしました。一晩中吹き続けた東風が大気をきれいに磨き上げたおかげで、早朝には100km先まで見通せた澄んだ空気と、少しずつ秋色に色づき始めた日高山脈のグラデーションが相まって、雲海とはまた異なる美しい朝のドラマをご堪能いただけたかと思います。
日の出前のマジックアワー、朝日を浴びて輝くモルゲンロート、透き通る大気、そして色づく山々。雲海が出ない朝であっても、五感で感じる凛とした秋の空気感や広大なパノラマなど、この場所だからこそ味わえる感動の要素は尽きません。冷え込みが続いておりますので暖かな服装でお越しいただき、この時期ならではの特別な朝のひとときをお楽しみください。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□
日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
18 2026
外気温8℃、秋の気配が漂う冷え込みの中で営業を迎えた今朝の雲海テラスは、風向きや雲量、高い雲頂、そしてドライアウトの進行…
18 2026
外気温8℃、秋の気配が漂う冷え込みの中で営業を迎えた今朝の雲海テラスは、風向きや雲量、高い雲頂、そしてドライアウトの進行状況といった幾重もの要素が重なり合い、「雲の上」で繰り広げられるダイナミックな大気の変化を目撃できる朝となりました。
早朝は視界が霧に包まれるスタートとなりましたが、今朝の雲は単なる静かな霧ではありません。太平洋側からトマムを抜けて鵡川方面へと流れる「太平洋産雲海」の豊富な雲量が、絶えず変化する風向きと南寄りの風によって立体的に巻き上げられ、高い雲頂と相まって「雲の津波」のように押し寄せる躍動感あふれる光景が展開しました。
さらに時間が経つにつれ、風向きの偏転と日差しによるドライアウト(雲の解消)が進行。雲がすーっと解けて大きな切れ間が広がると、頭上からは眩しい朝光と青空が降り注ぎ、雲の上の世界は一秒ごとに表情を変える劇的なドラマを見せ始めました。テラス周辺の霧が晴れ渡った瞬間には、眼下に緑豊かなトマムの谷が伸び、東から西へと重厚な雲の壁が流れる「雲抜け」の大パノラマが姿を現しました。風向、雲のボリューム、雲頂の高さ、そしてドライアウトの移ろい——これら自然のメカニズムが織りなす変化をまさに雲の上で肌で感じられたことは、今朝のテラスにいた皆様にとって特別な体験となったはずです。
今朝は早朝の雲中のタイミングで一度テラスを離れられたお客様もいらっしゃいましたが、雲海テラスゴンドラは星野リゾート トマムにご宿泊のお客様に限り、本日中・営業時間内であれば何度も再乗車が可能です。時間経過とともにドライアウトが進んで晴れ間が広がったり、雲の切れ目から絶景が広がったりすることもございますので、ご宿泊のお客様はぜひこの仕組みを活用し、刻一刻と変化する雲上のドラマを心ゆくまでお楽しみください。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆いたします。
雲海テラススタッフ 藤田



□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□
日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
17 2026
今朝のトマムは早朝の外気温が8℃まで下がり、太陽の上昇とともに12℃まで上がったものの、肌を撫でる涼やかな空気に季節の確…
17 2026
今朝のトマムは早朝の外気温が8℃まで下がり、太陽の上昇とともに12℃まで上がったものの、肌を撫でる涼やかな空気に季節の確実な深まりを実感する朝となりました。目の前に広がる山肌の木々は着実に黄色く色づき始め、視覚からも秋の深まりを感じさせてくれます。十分な湿度と冷え込みという条件は揃っていたものの、上空を覆った雲が地表の熱を保ち、放射冷却が抑えられたことで足元の雲海はお休みとなりました。それでも、この凛とした空気感と鮮やかな景観が、秋の訪れを静かに教えてくれました。
日の出前の東の空は、刻一刻と色彩を変える神秘的なマジックアワーの時間を迎えていました。東側に広がる雲のシルエットと、風に乗って頭上を滑らかに流れる幾層もの波状雲が朝焼けの光を柔らかく吸い込み、秋空らしい表情豊かな光のグラデーションを描き出していました。
やがて予定の5:09を過ぎ、雲の縁から柔らかい朝光が射し込み始めると、黄色い色彩を漂わせる山肌や眼前に佇む雄大な日高山脈が鮮やかに照らし出されました。直射日光が和らいだ空だからこそ、山肌の繊細な秋の色彩と大気を流れる雲のアートが際立つ、贅沢な朝のひとときとなりました。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田


日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
16 2026
本日は「トマム産雲海」が発生いたしました。 雲のピークは6時〜7時前頃で、まさに一番の見頃となりました。夏の暑い時期は6…
16 2026
本日は「トマム産雲海」が発生いたしました。 雲のピークは6時〜7時前頃で、まさに一番の見頃となりました。
夏の暑い時期は6時半頃に消滅してしまうことが多いですが、秋は気温が低いため雲が消えにくく、日の出も遅いため雲が増え始めるタイミングが少しゆっくりなのが特徴です。
また、秋は空気が澄んでおり、遠くの景色までくっきりと綺麗に見渡せます。日の出前の空が綺麗なオレンジ色に染まる「マジックアワー」の時間帯も絶景です。
これからの時期、トマムでは周囲の木々が黄色く色づく「黄葉」が始まります。雲海と日の出、そして黄葉が織りなす色のコントラストをぜひお楽しみください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
雲海テラススタッフ 川内野

日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
15 2026
今朝の雲海テラスでは、澄み切った秋空のもと「トマム産雲海」が発生いたしました!気温は8℃とキンと冷え込む朝となりましたが…
15 2026
今朝の雲海テラスでは、澄み切った秋空のもと「トマム産雲海」が発生いたしました!
気温は8℃とキンと冷え込む朝となりましたが、雲の合間から美しく力強い日の出を望むことができました。
本来、トマムの盆地で生まれるトマム産雲海は、太陽が昇るとあっという間に消えてしまう儚い雲海として知られています。しかし今朝は、午前7時過ぎまで雲海がその姿をキープしていました。トマム産雲海としては珍しく、長く手元にとどまってくれた朝となりました。
朝陽と雲海が描き出す素晴らしい絶景を、時間を忘れてゆっくりとお過ごしいただけたかと思います。
すっかり秋の冷え込みが定着してまいりましたので、お越しの際は暖かな服装で幻想的な世界をご堪能ください。
明日も素晴らしい雲海に出会えることを心から祈っております。
雲海テラススタッフ 堤

日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
14 2026
今朝の山頂は外気温12℃から16℃へと推移し、湿度99%の高い状態を保ったまま経過しました。早朝4:30からの20分ほど…
14 2026
今朝の山頂は外気温12℃から16℃へと推移し、湿度99%の高い状態を保ったまま経過しました。早朝4:30からの20分ほどの間、奇跡的に雲が切れて力強い「悪天候型雲海」が顔を覗かせたものの、その後は山頂を包み込む濃密な「雲中」へと移り変わっていきました。足元から雲海を引き込もうとする「東風」と、標高2,000mの上空から雲を巻き上げる強硬な「南西風」の激しいせめぎ合い。上空はびっしりと雨雲に覆われていたため、日射によるドライアウト(雲の乾燥散失)は起きず、湿気がそのまま保たれて厚い雲が停滞し続ける空模様となりました。
今日は全体を通してもほんの一部分の雲海しか見ることができず、もどかしい思いをされたお客様も多くいらっしゃったのではないかと推察しております。
しかし、ひとくちに「雲中」と言っても、実はその質感や濃淡、漂う風にはさまざまな表情が存在します。風の動きや密度の変化を丁寧に観察し、目には見えにくい「雲の立体的な構造」を理解することで、これから空がどう動いていくのかという先の展開が見えてきます。こうした「観天望気(かんてんぼうき:雲の形や風の流れといった自然の兆候から、空の模様や変化を読み解くこと)」こそ、私たち雲海ガイドの腕の見せ所です。
今朝、観天望気に長けたガイドの説明に耳を傾けてくださったお客様は、霧の僅かな隙間を見極め、その奥に眠る悪天候型雲海の力強い息吹を感じ取っていただけたのではないでしょうか。単に目の前の景色を実況するだけでなく、その奥で繰り広げられる大気の構造やダイナミズムを紐解いてお届けすることこそ、ガイドとしての真骨頂であり最高の醍醐味です。
気まぐれな空が魅せた今朝だけの密やかな物語。肌寒いなか、温かいお飲み物を手に空の移ろいを見守っていただいた皆様、本当にありがとうございました。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田





日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
13 2026
日の出前の幻想的なマジックアワーと、秋ならではの清涼感あふれる空気に包まれて今朝の雲海テラスはスタートしました。山頂外気…
13 2026
日の出前の幻想的なマジックアワーと、秋ならではの清涼感あふれる空気に包まれて今朝の雲海テラスはスタートしました。山頂外気温は12℃、南東からの穏やかな風が流れるなか、豊かな湿気を狩振岳が優しく包み込み、鵡川(むかわ)沿いには密度の濃い「トマム産雲海」がゆっくりと育まれていきました。
東の空から太陽が昇ると、眼下に広がる一面の雲海は谷間に沿って流れる「雲河」へと優美に姿を変えました。朝光を浴びて輝く白い雲の大河と、緑から黄色へと色彩を深める山肌のコントラストは息をのむほどの美しさでした。
さらに気温が14℃まで上昇すると、谷間の雲はやわらかく静かに空へと溶け込んでいきました。雲が溶けたあとの爽快な秋晴れの青空には、北東から流れてきた筋雲が集まり見事な「鰯雲」へと姿を変え、上空をダイナミックに流れる雲の動きが秋の深まりを感じさせてくれました。
日の出前の静寂から、眼下の雲海、そして澄み渡る青空へと移ろうストーリーこそが、秋の雲海テラスの醍醐味です。教科書通りの静止画ではなく、時間とともに刻一刻と表情を変えていくこの景観の変化が、今日という日にしか出会えない「一期一会の物語」として皆さまに伝わっていれば幸いです。
営業終了まであと一月ほどとなった雲海テラスですが、残り少ない季節の移ろいとともに、ここでしか出会えない最高のドラマをお届けしてまいります。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆いたします。
雲海テラススタッフ 藤田




日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
12 2026
夜明けとともに空がグラデーションを描くマジックアワー。今朝のトマムは外気温8〜10℃と凛とした冷え込みになり、山肌を駆け…
12 2026
夜明けとともに空がグラデーションを描くマジックアワー。今朝のトマムは外気温8〜10℃と凛とした冷え込みになり、山肌を駆け上がる南風に「空気の清涼感」を肌でひしひしと感じる秋の朝となりました。
太陽が高く昇るにつれて青空が広がり、上空には風が描く美しい筋雲がゆったりと流れていきました。その雲は刻一刻と表情を変えながら南東へと渡り、まるで天空を旅しているかのような情景を見せてくれました。澄み切った大気の向こうには遠く東大雪や日高山脈の雄大な山並みがくっきりと姿を現し、朝光を浴びた白樺やハンノキの黄葉が山肌を優しく彩っていました。
メインデッキから少し足を延ばした「クラウドナイン」エリアの西側では、風の影響を受けにくかった鵡川(むかわ)沿いの谷間にそっと浮かぶ、風情ある雲海の姿も見られました。西から流れ込む雲が南風に解きほぐされ、トマムの空で静かに消えていくダイナミックな気象のドラマは、現地に足を運んだからこそ出会える贅沢な光景でした。(※なお、遠方の谷間に少量の雲海は確認できましたが、トマムエリア内での発生には至らなかったため、本日の公式発表は「雲海発生なし」となっております。)
移ろう空の色彩と、黄金色に輝く山々、そして肌を刺す澄んだ空気。今朝の雲海テラスは、五感のすべてで「一足早い秋の訪れ」と今朝だけの空気感を満喫できる、特別なひとときとなりました。
そうした中、本日テラスにて「いつもブログを楽しみに読んでいて、文章がとても綺麗で癒やされています」と温かいお声をかけていただきました。毎朝届ける景色や大気の様子が、こうして皆様に伝わっていることを心から嬉しく感じております。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田




日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
11 2026
今朝の雲海テラスは、鵡川(むかわ)に沿って雲がゆったりと流れる「雲河(うんが)」が発生している幻想的な景色からスタートい…
11 2026
今朝の雲海テラスは、鵡川(むかわ)に沿って雲がゆったりと流れる「雲河(うんが)」が発生している幻想的な景色からスタートいたしました。
今朝の気温は9℃と低く、上空を覆う雲によって太陽の光が遮られていたため、雲が急激に消えることなくゆっくりと量を増していきました。そして午前5時30分頃、雲の量がピークに達すると、川のようだった景色は「トマム産雲海」へとその姿を変えました。
その後は午前6時過ぎから徐々に雲が消え始め、7時頃にはすっきりと姿を消していきました。
早朝の冷え込みと上空の雲が重なったからこそ出会えた、刻一刻と変化する自然の移り変わりを満喫できる素晴らしい朝となりました。
朝晩は10℃を下回る冷え込みとなっておりますので、お越しの際はしっかりと防寒対策をして、秋の雲海テラスをお楽しみください。
明日もまた素敵な景観に出会えることを願っております。
雲海テラススタッフ 堤

日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
10 2026
本日の雲海テラスでは、残念ながら雲海の発生とはなりませんでしたが、日の出前の「マジックアワー」には空が美しいグラデーショ…
10 2026
本日の雲海テラスでは、残念ながら雲海の発生とはなりませんでしたが、日の出前の「マジックアワー」には空が美しいグラデーションに染まり、まさに名前の通り魔法がかかったかのような幻想的なひとときを味わうことができました。
雲海テラスの営業開始直後は気温6℃でしたが、午前5時過ぎには4℃まで冷え込み、秋の深まりを肌で感じる朝となりました。
トマムでは例年9月中旬頃から木々が色づき始めます。黄色く染まる木々が多いことから、ここでは紅葉ならぬ「黄葉(おうよう)」と呼んで親しまれています。今朝のような冷え込みが重なることで、山々の木々も着々と美しい秋の姿へと移り変わっていきそうです。
早朝のテラスはかなり冷え込みますので、お越しの際は厚手の上着や防寒具をご用意のうえ、温かい服装でお楽しみください。
明日こそは美しい雲海と出会えることを願っております。
雲海テラススタッフ 堤

日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
9 2026
今朝の雲海テラスは外気温12℃。早朝のテラス前には、発生プロセスの全く異なる「トマム産雲海」と「悪天候型雲海」が上下に重…
9 2026
今朝の雲海テラスは外気温12℃。早朝のテラス前には、発生プロセスの全く異なる「トマム産雲海」と「悪天候型雲海」が上下に重なる、見事な二層構造の雲海が広がっていました。しかし、西から雨雲が接近するにつれて雲層は急速に厚みを増し、やがてテラス全体が静かな「雲中」へと包み込まれていきました。一見すると視界を遮る真っ白な世界への変化ですが、その裏側では大気の物理メカニズムが織りなす極めて稀有で美しいドラマが繰り広げられた朝となりました。
雲が発生する基本原理は、大気が抱えられる水蒸気の限界を超え、水滴へと変化することにあります。今朝はこの結露に至るアプローチが、上下ふたつの層でそれぞれ異なる現象として観察できました。
下層を覆っていたのは、トマムの地形が生み出すトマム産雲海です。放射霧と蒸気霧の双方がこの「トマム産」に該当しますが、今朝はこれから降る雨の前兆として大気に大量の湿気が補給されたことで発生した蒸気霧のタイプでした。大気中の水蒸気量が急増したことで過飽和状態が加速し、温かい湯気が立ち上るように下から成長した雲海は、やがてザ・タワーの半ばまでをすっぽりと包み込む重厚な姿を見せました。
一方で、標高1,000m付近やオダッシュ山、狩振岳の山肌を美しく撫でていたのが滑昇霧です。西からの風が山肌に衝突して斜面を駆け上がり、空気が断熱冷却されることで発生する雲です。今朝は地表から上空まで風向が西風で揃っており、風のシアー(高度による風の変化)が起きなかったため、この異なる二つの雲が上下で乱されることなく、整然と西から東へ流れゆく立体的な層を作り出していました。雲海の上に山頂だけを覗かせる日高山脈の雄姿は、その大気の高低差を力強く物語っていました。
上空をびっしりと覆う雲によって太陽光による消散(ドライアウト)が阻まれたため、雲海は形を崩すことなく保たれ、やがて接近した雨雲と一体化してテラスを包み込む強めの霧雨へと変化していきました。通常、天候が下り坂に向かう場面では上空の雲に覆われて終わることが多く、放射冷却を主体とする静かな雲海発生時にはこれほどダイナミックな湿気の流入は見られません。今朝は、雨雲接近による強力な湿度補給と風系の安定という複数の条件が合致したことで、局地的な「トマム産雲海」と広域の気圧配置がもたらす「悪天候型雲海」を同時に見ることができる数少ない稀有な朝となりました。
こうした真っ白な雲の中に包まれる朝だからこそ、現場の生の情報が真価を発揮します。今朝の雲海ガイドには100名を超える多くのお客様がお集まりになりました。目の前で起きている複雑な物理現象を現地ガイドの解説を通して知ることで、単なる視界不良ではなく「大気のリアルタイムな科学ショー」としてお楽しみいただき、皆様とても熱心に耳を傾けていらっしゃいました。現地の空気感を肌で感じているガイドの言葉だからこそ伝わる圧倒的な信頼感と面白さが、今朝のテラスに広がっていました。
「なぜ雲ができるのか」という根本の仕組みから紐解くことで、ただの白い霧に見える景色が、大気の動きが視覚化された壮大な観察体験へと変わります。悪天候の手前でしか出会えない大気の立体美を感じられる、深く味わい深い朝となりました。明日以降の雲海の発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田




日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
8 2026
本日の雲海テラスでは、遠くに広がる雲海が発生しておりました。 また、営業開始直後や昨夜の降雨の影響により、山肌に小さな雲…
8 2026
本日の雲海テラスでは、遠くに広がる雲海が発生しておりました。 また、営業開始直後や昨夜の降雨の影響により、山肌に小さな雲が発生し、それがトマムエリアへと流れ込んでくる様子もご覧いただけました。このような雲は「滑昇霧(かっしょうぎり)」と呼ばれ、湿った暖かい空気が風に乗って山にぶつかり、上空へ押し上げられることで冷やされて発生します。この雲が山肌に張り付くように広がり、次第に大きくなることで雲海へと成長していきます。本日はそこまで大きく育ちませんでしたが、雲海の幻想的な雰囲気はお楽しみいただけたのではないでしょうか。
また、9月に入り気温の低い日が増えてまいりました。本日の営業開始直後は12℃、昨日は8℃と肌寒い朝が続いております。まだ薄着でお越しになる方も多いため、一枚多く羽織れる上着をお持ちいただくことをおすすめいたします。 秋は空気が澄み、日の出がとてもきれいに見られる季節です。ぜひ日の出の時間をチェックのうえ、ご来場ください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
雲海テラススタッフ 川内野

日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
7 2026
今朝の雲海テラスは外気温8℃から9℃と冷え込みが進む中、大気の立体的な動きが主役となる朝を迎えました。ステータスは終始「…
7 2026
今朝の雲海テラスは外気温8℃から9℃と冷え込みが進む中、大気の立体的な動きが主役となる朝を迎えました。ステータスは終始「雲中」での運用となりましたが、その背景には気象学的に非常に興味深い「風のシアー」の存在がありました。
風のシアーとは、高度によって風向や風速が異なることで、風の境目に剪断(せんだん)力が働く現象を指します。今朝は地表付近で太平洋からの湿った空気を運ぶ東風が3m/sで吹いていたのに対し、標高2000m付近の上空では7m/sの南風が吹いていました。この風向と風速のズレによって大気の垂直方向への撹拌が発生。十勝平野側から流れてきた下層の湿った雲が上方へと大きく巻き上げられ、ちょうどテラスの標高(1,088m)を覆い尽くす形となりました。
気温上昇が緩やかで太陽光によるドライアウトが進まず、テラス周辺は長い時間深い霧に包まれましたが、風が激しく交錯するシアーコンディションだからこそ、雲の隙間が生まれる一瞬がありました。6時55分頃、ほんの10秒間ほど視界が一瞬ひらけ、対岸の山肌とダイナミックに流れ込む雲海の姿が目の前に現れました。
風の音や雲のゆらめき、光のかすかな変化に耳目を澄ませる「観天望気」に長けたお客様であれば、この奇跡のような瞬間に巡り合えたのかもしれません。しかしながら、ほんの10秒という極めて短い時間で、ごく一握りのお客様しか確認できなかった幻のような景観であったため、本日の公式判定としては「雲海発生」とはせず「雲中」として締めくくることといたしました。
一面の雲海を見下ろす景色とはまた異なる、雲を生み出し押し上げる大気のエネルギーを全身で体感する朝となりました。明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆いたします。
雲海テラススタッフ 藤田




日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。
