6月1日の雲海テラス
今朝の雲海テラスでは少し変わった形の雲海が発生しました。
営業開始時は遠く十勝平野に雲海が発生しており、その雲海は時間の経過とともにトマムエリアに迫ってきました。6:30頃にはタワー上空まで雲が迫り、変わっていく景観を皆様が楽しんでいらっしゃいました。
ここ雲海テラスで見ることができる雲海は、大きく分類すると3種類「太平洋産雲海」「トマム産雲海」「悪天候型雲海」とされていますが、霧の種類で言うと以下の3種「移流霧」「放射霧」「滑昇霧」で、今朝見ることができた雲海は、2つの要素が組み合わされた霧と考えられます。今朝は太平洋で霧は発生していなかったので「太平洋産雲海」とは別で、霧は十勝北部と日高山脈の東側のエリアに発生しており、その霧は「放射霧」なので、「放射霧」が東風に押されて「移流霧」に変わり、トマムエリアに流れ込んできたものと思われます。いわば「十勝産雲海」と行っても良いのではないでしょうか。
また明日以降の雲海の発生に期待したいです。
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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。
毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。