6月25日の雲海テラス どんどん増えるトマム産雲海
今朝は急激に雲の量が増える、トマム産雲海の絶景を見ることができました。
営業開始前の3:00頃はトマムエリアに雲海の発生はなく、遠く十勝平野に望むことができる程度でしたが、3:30頃から鵡川の下流部に発生していた放射霧が西風で流れてきて、トマムエリアを埋めていきました。4:00頃にはタワーの裾野まで雲の量が増え、立派なトマム産雲海へと変化しました。5:00頃まで雲の量は増え続け、上トマムの集落まで雲で覆われていきました。その後6:00頃には気温の上昇とともに雲の量は少なくなっていき、6:30に消散していきました。
8日ぶりの発生となったトマム産雲海ですが、風も穏やかで上空には青空が広がり、素晴らしい朝を迎えました。日の出直後は東の空で太陽の赤と空の青が混じり合い、陽の光に照らされた山々の新緑が輝いていました。日高山脈にまだ雪が残る光景も見られ、低い位置で発生した雲海とのコントラストが非常に見事でした。
トマム産雲海を構成する霧は「放射霧」と呼ばれ、放射冷却の影響を受けやすいトマムでは最もポピュラーな雲海です。年間の発生確率は20%で、5日に1度ほどの割合で見ることができます。夜間に晴れて風がない時、盆地地形であるトマムエリアは冷気が溜まりやすく、地表面付近で温められた空気とぶつかるため霧が発生しやすくなります。
さらに、トマムは鵡川という大きな川の源流部にあたります。盆地地形に四方八方から小さな沢が流れ込んでいるため、湿度も高くなりやすいのが特徴です。「トマム」という地名にはアイヌ語で「湿気のある土地」という意味もあり、古くから雲海が出やすい場所として知られています。
明日以降も雲海の発生に期待が高まっているところで、ここで一旦擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田




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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

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