7月6日の雲海テラス 見事な滝雲、太平洋産雲海発生
今朝は見事な滝雲である「太平洋産雲海」を見ることができました。
営業開始時は薄い雲の中にあり、視界は200mほどでした。弱い東風が吹き、強めの霧雨が降る中、時折上空の雲が切れて空が見えるといった状況でした。東風で雲中にある時間帯は、太平洋産雲海が発生する好機です。4:15頃から雨が強まり雲の高度が下がったことで、西側のクラウドナインエリアから雲海が見え始めました。東から流れ込む雲は雲量が多く、対岸の日高山脈が見えなくなるほどで、当初は不安定な形での発生でした。北寄りの風が強まると雲中になり、東風になると雲海が見えるという状態を繰り返していましたが、5:00頃からは徐々に安定し、比較的綺麗な雲海を観賞することができました。今朝はお客様へのご案内が難しい判断を迫られる朝となりました。
今朝、雲海が見られた背景には、以下の3つの要素が噛み合ったためだと推察しています。
1. 雨が降ったこと
雲の中で雨が降ると、雨が空気中の霧を地表面へと引きつけます。そのため、雲中であっても雨が降ることは視界が開ける一因になると考えられます。
2. 東風であったこと
東風の場合、太平洋からの海霧が雲海テラスまで達していることが多く、今回は雲量が多かったために一時的に雲中になったものと考えられます。
3. 気温が低かったこと
本日は山麓と山頂付近の気温がいずれも12℃前後とほぼ同じでした。日の出を過ぎても気温が上がりにくかったこの低気温が、雲を安定させ、お客様に雲海をお見せできた要因ではないかと考えています。
やはり雲の動きは非常に興味深いものです。明日以降の雲海発生にも期待したいと思います。
雲海テラススタッフ 藤田



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