7月11日の雲海テラス 雲中で雨の時は好機
今朝の雲海テラスは終日雲の中に包まれ、雨が断続的に降るあいにくの天候となりました。
営業開始時から強めの雨が降り、視界は200メートルほどと、陽が昇ってもなかなか明るくならない朝を迎えました。現在、北海道は気圧の谷に位置しているようで、昨日から不安定な天候が続いております。午前5時頃には雨の強弱が繰り返され、雨が強まると雲が下がってトマムエリアの景色が見え隠れし、雨が弱まると再び雲が上がってテラスが雲中に包まれる、といった状況が続いておりました。
このように、雨が降っているからといって必ずしも視界が遮られるだけではなく、実は雲海をご覧いただけるチャンスもございます。雨が降ると空気中の水分が地表面に落ちていきますが、その際、山麓付近で「滑昇霧(かっしょうきり)」や「蒸気霧(じょうききり)」が発生していると、テラスからは見事な雲海として見えることがあります。これが「悪天候型雲海」の発生メカニズムです。
「滑昇霧」とは、湿った空気が風に流されて山肌を登る際、山の冷気に触れて霧になる現象です。また、「蒸気霧」は、雨が降った際に地表面と雨水の温度差によって発生する霧のことです。雨が降ることで、これら2つの霧を多く含んだ雲が地表面へと押し下げられるため、悪天候型雲海が見えやすくなります。
一見、お天気が悪いと思われる雲中時の雨ですが、実は雲海に出会える絶好の好機でもあります。明日以降の美しい雲海の発生に、ぜひご期待ください。
雲海テラススタッフ 藤田


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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。



