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雲の地産地消、トマム産雲海

本日はトマム産雲海が発生いたしました。

山々の間を這うように発生していた雲はなかなか消滅せずに、6:30頃まで楽しむ事が出来ました。雲の量は少なめでしたが、その分山々の稜線も綺麗に浮かび上がり、ご来場のお客様は良い朝を迎えられたのではないでしょうか。

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本日はトマム産雲海についてお話ししようかと思います。

雲海テラスでは大きく分類すると3種の雲海が発生し、本日発生した「トマム産雲海」の特徴は①地表面近くの低い位置で発生する②儚くすぐ消えてしまう③朝の早い時間しか楽しめない、という3点が大きな特徴です。その土地で生まれた雲はその土地で消えていくんです。言うならば雲の地産地消ですね。

「雲の量が少ないから今日はだめだ」なんていうお客様もいらっしゃいますがそんなことはなく、太平洋産雲海を「動の雲海」とするならトマム産雲海はさしづめ「静の雲海」といったところで、どちらも全く違った良さがあるんです。「太平洋産雲海が見れないからダメ」ではなく、「今日はトマム産雲海が見れた!」と感じる方が、朝の気持ち良い瞬間をよりよく感じられるのではないでしょうか?

個人的には太平洋産雲海よりもトマム産雲海の方が好きなんです。真っ赤に染まる朝日が雲の上に昇っていく様子や、くっきりと映し出される山々の稜線や、儚く消えていく様子など、良い見どころはたくさんあります。なんといっても天気が良いのが一番ですね。

さて明日の予報はどうでしょうか?

☁雲海発生予報☁
【8月9日(火)の雲海発生確率は 30%  でしょう】

北海道付近は、オホーツク海を進む低気圧からのびる前線を含む気圧の谷の中で、大気の状態は不安定でしょう。トマム方面では7時くらいまで雨が降るでしょう。しかし、テラス頭上の雨雲とは別に、テラスの下層では太平洋産の雲海が発生し、眼下に広がりそうです。気温は18度で低くはなく、湿度は高い見込みですので、風通しの良さそうな服装をお勧めします。また、テラス付近の雨の降り方は強くならない見込みですが、雨具の用意もあった方が良さそうです。

4:00よりトマム公式サイトトマムコンシェルジュ公式ツイッターにて、その日の雲海発生状況をお知らせしております。なお、公式サイトでは、「雲海予報」、「今の雲海状況」、「過去の雲海発生状況」をご覧いただけます。雲海を確実に見て頂くためのツールとしてご活用下さいませ。

【雲海発生予報確率とは】
雲海の雲の量ではなく、雲海が発生するであろう確率です。雲海テラスご来場の際の参考としてお楽しみ頂ければ幸いです。

【2016年雲海テラス営業概要】
【営業期間】
2016年5月14日(土)~10月17日(月)
【営業時間】
5月14日~  8月31日 4:00~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
9月 1日~ 10月17日 4:30~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
【注意事項】
※天候不良により、雲海営業が中止になる場合がございます。
※トマム山登山は、オープンしました。頂上の1,239mからは、360度全面に広がる雲海を見ることもできます。片道約30分です。登山道は、滑りやすいのでご注意下さい。気象条件により、オープンできない場合があります。予めご了承下さい。
※早朝は低温の場合が多く、しっかりとした防寒対策をしてきてください。

≪雲海アフターのおすすめ≫
①雲のしたカフェ&マルシェ→朝食+ショッピング(5:00~10:00 有料)
②熱気球フライト(受付 5:30~7:00 有料)
②ミナミナビーチ→早朝露天風呂(6:00~9:00 有料/宿泊者無料)
③水の教会→早朝教会見学(6:30~7:30安藤忠雄氏デザイン 無料)
④夏のアドベンチャーマウンテン→ニポチェアー遊覧・散策(9:00~16:00 有料)
⑤雲海ゴンドラ山麓のトマム食堂2階では、日帰りのお客様やドライバーをサポートする「うたたねラウンジ」(仮眠エリア:4:00~)を設置しました。無料開放中です。

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