Farm Area ファームエリア

反省する暇があったら自分をほめちぎった方がよい時もあります。
この季節、日暮れのこの時間が...

反省する暇があったら自分をほめちぎった方がよい時もあります。
この季節、日暮れのこの時間が好きです。
一日ため込んだ疲労や何だかの蓄積を感じるこの時間。
このゆるい雰囲気と、心地よく涼んだ空気に張りっぱなしだった気持ちを緩めます。
一週間頑張った自分えらい。
暑い日々を乗り切った君たちもえらい。
今日を乗り切った自分達をめっちゃほめて、また明日からもちょっと頑張りましょう。

牛達はただそこに生えている草を食べている訳ではありません。
「牧草」と言われる特別な草を食...

牛達はただそこに生えている草を食べている訳ではありません。
「牧草」と言われる特別な草を食べています。
栄養化が高くて、牛好みの味で、成育が早い
などなどの特徴がある、牛達にとってのスーパーフードです。
そして牛達はとってもグルメです。
あんまり草丈が高くなった牧草は好んで食べません。
若草よりも固くて、味もおちるんだと思います。
なので、定期的にこうやってトラクターにモアを装着して、育ち過ぎた草を刈り揃えます。
掃除刈りと言います。
牛達の健康を支える大事な作業です。

毎日16:00-18:00。8月31日まで。
ファームエリアにて「まきばのたきび」を開催しています。

毎日16:00-18:00。8月31日まで。
ファームエリアにて「まきばのたきび」を開催しています。
みんな大好き!マシュマロのスモアもご用意していますが、私たちのおすすめはファーム星野のチーズを使った「チーズスモア」です。
ファームエリアで放牧かれている牛さんから搾ったトマム牛乳を使って、牛舎すぐ近くのチーズ工房で丁寧に作ったモッツァレラチーズです。
チーズスモアを美味しく食べるコツは、焦らずチーズがとろけるまで遠火でじっくり育てる事です。
よい火加減の焼き場を探し、チーズの表面がじゅわじゅわになるまで炙り、とろけて垂れそうになったら串をローリングしながらそれを回避。
チーズスモア作りは日常を忘れ、たきびと素材に向き合い、自分好みの一品を育てる育成ゲームなんです。
いい感じにチーズが仕上がったら塩味の効いたクラッカーに挟んで、ミルク感とその"伸び"を楽しんでいただきたいです。
チーズスモア、マシュマロスモアともに各500円で販売しております。
トマムで宿泊されない方もご利用可能です。
皆様のお越しをお待ちしております!

心を亡くす、と書いて「忙しい」
忙しくなってくるとはっとする光景にも心が動かず、そうすると...

心を亡くす、と書いて「忙しい」
忙しくなってくるとはっとする光景にも心が動かず、そうすると言葉も浮かばずでダイアリーの更新が疎かになります。
しっかり働くのは良いけど、忙しくなっている様ではまだまだだな、と思います。
私は日々の中で牛と接する時間が減ると「忙しい」と思う傾向がある事に気づきました。
忙しいから牛に接する機会が減るのか、牛に接する機会が減るから忙しいと感じるのか。
鶏が先か卵が先か、と同じで答えは分かりません。
間違いなく言える事は、牛達に癒しをもらいながら仕事して、毎日生活しています。

モーモー学校でうれしい事がありました。
本日ご参加で4年前にもモーモー学校を体験された方が...

モーモー学校でうれしい事がありました。
本日ご参加で4年前にもモーモー学校を体験された方がいらっしゃいました。
その時、ちょうど牛追い最中に牛の出産がはじまりとても印象深かった、との事。
私の経験の中でもそう多くない出来事なので思い出しました。
その方に当時の写真を見せてもらい、2021年6月の出来事である事が判明。
写真の日付と牛の誕生日データを照らし合わせて見ると、、、その時生まれた牛はジューンでした。
ジューンとの再会にその方も感動されていました。
私もつい、もらい感動しました。
今日はとてもよい1日でした。

「いま雲海でてるのかな?」
早朝、牛を追いながらふと思う事があります。
この...

「いま雲海でてるのかな?」
早朝、牛を追いながらふと思う事があります。
この地に住んで8年目になりますが、いま出ているのか、明日は出るのだろうか、いまいち雲海のメカニズムがわかっていない所があります。
この日はタワーにうっすら雲が掛かっていました。
帰って雲海ダイアリーを確認し、答え合わせをしました。
どうやらテラスから雲海は見えず、ほぼほぼ雲の中だったみたいです。
なんか良さそう、と思ってたのですが大外れでした。
でも牛達はいつも通りいい感じです。

ルピナスが咲きました。
ここも夏が近づいています。...

ルピナスが咲きました。
ここも夏が近づいています。

「仔牛がいない!!!」という電話で一日がはじまりました。
前日未明の雷を怖がった仔牛達4頭...

「仔牛がいない!!!」という電話で一日がはじまりました。
前日未明の雷を怖がった仔牛達4頭の内3頭が柵を破ってどこかに逃げちゃいました。
100haあるファームエリア内をくまなく探します。
時間が経つにつれ捜査網も広がり、私の頭の中は悪い予感が支配していきました。
「おーい、おーい」と呼びかけながら探す事約4時間。
馬の放牧地で見慣れた3頭の仔牛を発見!!
何度も通って探した所でしたが仔牛達も移動しながらでお互い気づかなかった様です。
ようやく見つかり、ホッと脱力。
仔牛がいつも生活する区画からは遠く離れた場所で発見しました。
チビ牛達で冒険を満喫した様ですが、あまり心配させないでほしいです。
お腹がペコペコだった3頭は遅めの朝食を取りながらテクテクいつものお家まで歩いて帰りました。

みんなのアイドル、わたしが通りますよ。
もくちゃんといいます。
くもを逆さに...

みんなのアイドル、わたしが通りますよ。
もくちゃんといいます。
くもを逆さにしてもく。
今年は雲海テラス20周年という事で名付けられました。
ファーム星野の看板前をいい感じにスルーしていきました。

ヒトも牛も総じて子供は無防備になりがちです。
人前で体を伸ばしきって熟睡する姿を見せてくれ...

ヒトも牛も総じて子供は無防備になりがちです。
人前で体を伸ばしきって熟睡する姿を見せてくれるのは仔牛ならではです。(たまに親牛でもいますが)
わたしは守られている、という安心感がこんな油断した姿を見せてくれるんだと思います。
そんな仔牛達もやがて離乳して、育成牛(4~24カ月齢)という段階に成長します。
牛の4~6か月齢くらいはヒトの世界では中学生でしょうか。
この頃から急に私たちと距離感が生まれ、警戒心バリバリになります。
私はヒトの親でもあるのですが、公私ともにこの年頃の子には手を焼きます。
でも、これって守られている存在からの脱却期であり、大人になる為の大切なステージなんだという事を牛達が教えてくれました。
そんな難しい年ごろもやがて通過し、また距離感は縮まってくることがほとんどです。
子の成長は早い、牛の成長はなおさら。
難しい年ごろが来る前に、かわいい寝顔を目に焼き付けておきます。

ドドドドー、って地鳴りがしました。
何事かと思ったら牛たちが突然走りだしていました。

ドドドドー、って地鳴りがしました。
何事かと思ったら牛たちが突然走りだしていました。
走りたいと思い立つ牛がいて、それにつられて走りだす牛がいて、仕方なくついていく牛がいる。
結局みんなで走って、突然みんな何事もなかったように立ち止まります。
「大人になってから全力で走ってないな」
なんて眺めながら考えていたのですが、つい先日一頭の牛が柵外に出ちゃい、逃げ回る牛をひーひー言いながら追いかけたのを思い出しました。
ここの暮らしは牛もヒトもきわめて健康的です。

放牧牛たちは草を求めて移動します。
100haあるファームエリア内を牛たちは転々とします。
...

放牧牛たちは草を求めて移動します。
100haあるファームエリア内を牛たちは転々とします。
今日の夕方、牛たちはリゾート入口付近の区画で放牧されていました。
雨上がりの夕暮れに虹が掛かり、牛たちはゆったり草を食む。
ウェルカムカウたちが風景に溶け込み、良い仕事をしてくれていました。