味覚を開き、これから始まる食事に備えるという意味が込められている「アペロ」。地元占冠村の鹿肉と秋の食材やチーズを合わせた4種のアミューズを提供します。占冠村の鹿肉は癖が強くなくあっさりしていることが特徴。同じ鹿肉でありながら、4種とも違う味わいを楽しめるよう、調理法や合わせる食材を工夫しました。

山梨県、⻑野県に続き、ワインの生産量第3位を誇る北海道。冷涼な気候を生かしたワイン造りができることが特徴です。道内に60か所以上あるワイナリーの中から、土地の特性が表れる自然派のワインやジビエをより味わい深く感じられるようなワインを、当リゾートにあるバー「TOMAMU Wine House」のスタッフが厳選し、提供します。

会場は、森を近くに感じ、広い空を見上げられる屋外ラウンジ。静寂で落ち着く空間に、静かに灯る焚火や水面が揺れる池があり、非日常を思わせます。このラウンジに、当イベント限定で焚火が登場し、温かな灯りに包まれます。 ホテルやレストランから程近い場所に位置しているので、夕食前に気兼ねなく立ち寄ることができます。

北海道内ではエゾシカの個体数増加による農業被害や交通事故、樹皮を食べられた木々が枯死し森林を衰退させるなど、生態系への影響が課題となっています。当リゾートが位置する占冠村では、2014年度より「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づき、管理された狩猟、秩序ある狩猟を実践。村内で一年に捕獲される約300頭程度のエゾシカから取れる鹿肉は、ジビエ工房で加工されています。これは、エゾシカの個体数適正化に向け、捕獲した鹿を「森で得られる資源」として有効活用し、狩猟・捕獲と消費とを循環していく取り組みです。そこで、地域の一員として当リゾートはこの取り組みに参画し、本イベントへの開催に至りました。