味覚を開き、これから始まる食事に備えるという意味が込められている「アペロ」。当イベントでは、占冠村の鹿肉と秋の食材やファームの星野のチーズを合わせた4種のアミューズを提供します。

北海道を代表する企業である「㈱サッポロビール」とオリジナルワインを開発しました。「赤ワイン（ツヴァイゲルトレーベ）」は、北海道の雄大な自然で育った独特の黒い香りやスパイス香を感じ、ほどよいタンニンが特長です。「白ワイン（ケルナー）」は、爽やかな香りと果実を絞ったような瑞々しい味わいを感じられます。地域のジビエとともに、夕食前の特別なひとときを過ごせます。

会場は、森を近くに感じ、広い空を見上げられる屋外ラウンジ。静寂で落ち着く空間に、静かに灯る焚火や水面が揺れる池があり、非日常を思わせます。このラウンジに、当イベント限定で焚火が登場し、温かな灯りに包まれます。ホテルやレストランから程近い場所に位置しているので、夕食前に気兼ねなく立ち寄ることができます。

北海道内ではエゾシカの個体数増加による農業被害や交通事故、樹皮を食べられた木々が枯死し森林を衰退させるなど、生態系への影響が課題となっています。当リゾートが位置する占冠村では、2014年度より「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づき、管理された狩猟、秩序ある狩猟を実践。村内で一年に捕獲される約300頭程度のエゾシカから取れる鹿肉は、ジビエ工房で加工されています。これは、エゾシカの個体数適正化に向け、捕獲した鹿を「森で得られる資源」として有効活用し、狩猟・捕獲と消費とを循環していく取り組みです。そこで、地域の一員として当リゾートはこの取り組みに参画し、本イベントへの開催に至りました。