8月14日の雲海テラス
今朝の雲海テラスは、前半は雲に包まれていましたが、7:00過ぎに雲が切れて太平洋産の雲海が顔を出しました。
時折南東の上空が開けることがありましたが、雲海テラスのエリア内は、ほぼ雲の中となりました。視界は100mほどで、ひんやりした空気がテラスを包んでおり、下界の暑さとは全く違う天候となり、驚かれるお客様も多くいらっしゃいました。7:00過ぎに急激に雲が晴れて、太平洋産雲海が見えてきました。流れ込んできていた雲の量が減って、雲海となったようです。太平洋産雲海と雲中は紙一重ですね。
突然ですが「十種雲形」という言葉を聞いたことがある方はいらっしゃいますか?「十種雲形」とは世界気象機関が定める雲の分類で、天気予報や気象学で用いられます。雲の形と発生する高さを基に、雲を10種類に分類したものが「十種雲形」となります。「十種雲形」は大きく分けると3種に分類され、「上層雲」「中層雲」「下層雲」となります。
「上層雲」高度5000〜13000mで発生する雲。①巻雲(すじ雲) ②巻積雲(うろこ雲)③巻層雲(薄いベール状の雲)
「中層雲」高度2000〜7000mで発生する雲。④高積雲(ひつじ雲)⑤高層雲(厚いベール状の雲)⑥乱層雲(雨雲など)
「下層雲」高度2000m以下で発生する雲。⑦層雲(きり雲)⑧層積雲(くもり雲) ⑨積雲(わた雲)⑩積乱雲(入道雲)
雲海が出ていない時には、のんびり空を眺めながら、空や雲の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか?
また明日以降の雲海の発生に期待したいです。
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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。
毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。