9月16日の雲海テラス
今朝の雲海テラスでは、雲海の発生はございませんでしたが、雲海テラスの周りにある山々の景観を見ることができました。
今朝は営業開始時から上空に薄く靄がかかっていたのですが、トマムエリアの明かりが見えるという、大変不思議な天候でした。どうやら雲海テラスから上部のみ靄がかかっていたようです。
時間の経過とともに雲は上昇していき、5:30頃には対面にある狩振岳やオダッシュ山、日高山脈の山並みも見れるようになっていきました。道東と道央を分断する日高山脈の雄大な景色は、薄く靄がかかっていて、荘厳であり幻想的にも見える素晴らしい景観でした。日高山脈の上空には逸れた雲が西から東へと流れていき、北海道の大自然の素晴らしさを感じられた朝となりました。
雲海はというと、どうやら夜半から吹いた南西からの風で、トマムエリアに停滞する湿度が山の上に吹き上げられており、山の上で雲が発生したようです。雲海を構成するはずだった雲が山の上に吹き上げられた、といったイメージです。
やはり雲海の発生は、風が強く吹きそうな日は期待できません。雲海の発生がない日は、北海道の大きな空を流れる雲を眺めながら雲海コーヒーを楽しんだり、靄の反対側から差し込む柔らかな陽の光を浴びながら散策を楽しんだり、本州の残暑から避暑地としてトマムを楽しんだり、鳥の囀りや北海道でしか生息しない動植物を探したりと、雲海テラスをさまざまな角度から楽しんでいただくのが良いかと思います。
雲海テラスの楽しみ方は常時在注している「雲海ガイド」にぜひお聞きください。やはりここに毎日いるガイドに聞くのが、一番雲海テラスを楽しむ方法かと思います。毎日変わる景観や天候を知り尽くしているのも「雲海ガイド」なので、ぜひ「雲海ガイド」とお話しして、その日最高の雲海テラスの楽しみ方を聞いてみてください。
雲海テラススタッフ 藤田
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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。
毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。