9月27日の雲海テラス
今朝の雲海テラスでは、いつもよりボリュームがあるトマム産雲海を見ることができました。
営業開始前の3:00頃、雲海テラスは雲に包まれており、暗くて周囲の状況が確認できない状態でした。時折雲の隙間から星の瞬きが見え隠れしており、包んでいる雲も薄い感じでした。3:30頃から包んでいた雲も晴れ始めて、トマムエリアの灯りも見えてきました。トマムエリアの灯りが見えている、ということは、雲がトマムエリアを覆ってはないということで、雲海の発生はなさそうでした。
4:00頃から東の空が明るくなり、トマムエリアの様子が見えてきました。鵡川沿いに帯状の雲と、ファーム付近に薄い靄が発生しているようでした。4:20分頃から急激に雲の量が増え始め、トマムエリアで発生している雲と、西の鵡川沿いで発生した雲が流れ込み、かなり濃い雲がタワーやリゾナーレを覆っていきました。
雲海テラスは5:30頃まで快晴で、時折西から流れてきた雲がテラスを覆うこともありましたが、それもまた幻想的な光景で、朝日が当たる靄が美しく、まるで絵画の世界に迷い込んだようでした。6:00頃から水分量の多い雲が上空を流れてきて曇りになりましたが、雲海は雲量が増えたり減ったりを繰り返しながら、営業終了まで見ることができました。
これだけ厚みのあるトマム産雲海が見れた事は、私もあまり記憶になく、しかも営業終了まで見えていたことも相まって、今朝に雲海テラスにご来場いただいたお客様は、とても良い経験ができたのではないか、と感じています。今日発生した雲海は夜半に降った雨が蒸気霧を作り出し、朝方にかけて起きた放射冷却によってできた放射霧も重なり、いつもより厚い雲が発生したのだと考えられます。
また明日以降の雲海の発生に期待して、ここに筆を置きます。
雲海テラススタッフ 藤田
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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。
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