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9月28日の雲海テラス

今朝の雲海テラスでは、昨日に引き続きトマム産雲海を見ることができました。

営業開始前の3:00頃、雲海テラスは星空に包まれており、眼下のトマムエリアの灯りも見えていました。風も南西の風1m/s程度で、非常に清々しい空気が辺りに漂っていました。4:30位から明るくなり、雲が増えてきている様子も確認できました。5:30にかけて雲の増減を繰り返していて、西から流れ込んでくる雲の量が多いと、タワーの足元まで雲が増えていき、雲の量が少ないとゴンドラ山麓の駅舎が見えるほどまで、雲がひいて行きました。6:00頃には陽も高い場所まで昇り、日差しがタワーに当たり雲海に影を落としている様子を確認しました。その後は7:00頃から雲の量が減っていき、7:15に雲海は消散しました。

トマム産雲海は、朝早い時間に標高の高い場所からしか見ることができない、かつ朝のうちしか出現しない、非常にプレミアムな雲海です。雲海テラスでは年間で約20%の確率で見ることができるので、比較的高確率で見ることができます。

一概に「トマム産雲海」といってもそれぞれ形も様々で、雲の量が多いときもあれば、地を這うように低い場所で発生する時もあり、西から流れ込んできて波が立つような雲に見えたり、スケートリンクのように真っ直ぐな雲海になったり、と様々な表情を見せます。これは気温や湿度、風速や風向、気圧の変化など、様々な雲の発生に関わる気象条件が起因となっているようで、それを読み解くのも面白いです。

また明日以降の雲海の発生に期待して、ここに筆を置きます。

雲海テラススタッフ 藤田

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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。

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