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7月27日の雲海テラス 雲の緞帳が開く、劇的な一幕

今朝の雲海テラスで出会ったのは、心を揺さぶるほどダイナミックな太平洋産雲海とトマム産雲海の共演でした。

営業開始前の午前3時40分頃。テラスのあたりは深い霧に包まれ、視界は100メートルもありませんでした。「今日も雲の中のまま一日が終わってしまうのだろうか」と、一抹の不安がよぎります。しかし、奇跡はその直後に始まりました。薄暗闇のなかで次第に霧が晴れはじめ、最初のお客様がテラスへと足を踏み入れた午前4時ちょうど。目の前には、見事な太平洋産雲海が一面に広がっていたのです。早朝のテラスに溢れ出した歓声を前に、私たちスタッフも思わず胸が熱くなりました。

午前5時を過ぎる頃には、西の空から雲頂の高い雲がゆっくりと流れてきました。時に視界を遮るその動きは、まるで舞台の緞帳(どんちょう)が優雅に開閉しているかのよう。第一幕の雲海から、演出を変えた第二幕へと移り変わる物語を見ているようでした。この雲は鵡川沿いで発生した放射霧と考えられます。この時間帯に「クラウドナイン」エリアにいらっしゃったお客様は、刻一刻と表情を変える雲の劇的なショーを、特等席で堪能されたのではないでしょうか。

また今朝は、上空の景色も見事でした。空が澄んだ青に染まるにつれて北から羊雲が流れ込み、眼下に広がる力強い雲海と、頭上に浮かぶ繊細な羊雲が、息をのむほど美しいコントラストを描き出していました。

外気温は12度前後と心地よく、風も穏やか。凛とした早朝の空気がテラスを優しく包み込み、連日の暑さが続く本州から訪れたお客様は、その涼やかさに驚きつつも深く息を吸い込んでいらっしゃいました。

長年、監視室からこの場所を見守り続けてきた私でさえ、今朝の景観には思わず心が躍りました。明日もまた、素晴らしい雲海との出会いがあることを願って、ここで筆を置きます。

雲海テラススタッフ 藤田

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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。

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