9月12日の雲海テラス 秋の訪れ
夜明けとともに空がグラデーションを描くマジックアワー。今朝のトマムは外気温8〜10℃と凛とした冷え込みになり、山肌を駆け上がる南風に「空気の清涼感」を肌でひしひしと感じる秋の朝となりました。
太陽が高く昇るにつれて青空が広がり、上空には風が描く美しい筋雲がゆったりと流れていきました。その雲は刻一刻と表情を変えながら南東へと渡り、まるで天空を旅しているかのような情景を見せてくれました。澄み切った大気の向こうには遠く東大雪や日高山脈の雄大な山並みがくっきりと姿を現し、朝光を浴びた白樺やハンノキの黄葉が山肌を優しく彩っていました。
メインデッキから少し足を延ばした「クラウドナイン」エリアの西側では、風の影響を受けにくかった鵡川(むかわ)沿いの谷間にそっと浮かぶ、風情ある雲海の姿も見られました。西から流れ込む雲が南風に解きほぐされ、トマムの空で静かに消えていくダイナミックな気象のドラマは、現地に足を運んだからこそ出会える贅沢な光景でした。(※なお、遠方の谷間に少量の雲海は確認できましたが、トマムエリア内での発生には至らなかったため、本日の公式発表は「雲海発生なし」となっております。)
移ろう空の色彩と、黄金色に輝く山々、そして肌を刺す澄んだ空気。今朝の雲海テラスは、五感のすべてで「一足早い秋の訪れ」と今朝だけの空気感を満喫できる、特別なひとときとなりました。
そうした中、本日テラスにて「いつもブログを楽しみに読んでいて、文章がとても綺麗で癒やされています」と温かいお声をかけていただきました。毎朝届ける景色や大気の様子が、こうして皆様に伝わっていることを心から嬉しく感じております。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田




日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。



