9月28日の雲海テラス 雲のカーテン
今朝の雲海テラスは、太平洋産雲海ならではのダイナミックで圧倒的なスケールを見せてくれました。
営業開始前には、眼下に美しい全面雲海がどこまでも広がっていました。しかし営業が始まると、太平洋から流れてきた移流霧が東風に乗って日高山脈を越える際、山肌に沿って吹き上がる滑昇霧と相まって一気にその量を増し、雲頂がぐんぐんと高くなっていったと推察されます。
そもそも雲海の定義とは「自分の目線よりも低い位置に広がる雲を見下ろすこと」。東から押し寄せた雲は、やがてテラスの目の前を覆い隠す巨大な「雲のカーテン」となり、テラス正面ではなかなか「雲海」とは呼べない時間が長く続くこととなりました。
それでも、ふと上空を見上げると明るい光が広がり、雲の反対側からは太陽の輪郭がくっきりと顔を覗かせ始めました。太陽の光と熱が届くにつれて上空から少しずつ雲が薄くなり、気象の変化が訪れます。
そして、スカイウェッジやクラウドウォークなど、少し標高の高い西側のエリアへ足を伸ばしてみると、まさに雲のカーテンが開いている場所があり、その向こう側には目線の下に広がる見事な雲海が姿を現していました。テラス正面では雲に囲まれながらも、わずか数十メートル移動してカーテンの開いた雲頂の上に躍り出ることで、本物の「見下ろす雲海」に出会える——そんなドラマチックな展開に、足を運ばれたお客様からも大きな歓声が上がっていました。
風に乗って流れる雲の動きは大変激しく、カーテンが開いたり閉じたりするように、一瞬ごとに目の前の風景が塗り替えられていきます。じっと静止した雲海を眺めるのも魅力的ですが、刻々と表情を変える「雲のライブ感」こそ、今朝の最高の見どころでした。
太平洋産雲海の気まぐれで雄大な姿は、自然の力強さと面白さを改めて感じさせてくれます。山頂は朝晩の冷え込みが厳しくなっておりますので、お越しのお客様はぜひ温かい防水防寒着をご用意ください。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田





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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。



