8月7日の雲海テラス 七夕の朝に訪れた「雲の交差点」
本日8月7日、北海道は七夕の朝を迎えました。
七夕といえば、離れ離れになった「織姫」と「彦星」が年に一度だけ天の川で再会を許されるロマンチックな物語ですが、今朝のトマムはまさにその伝説を思わせるような、東西の雲が出逢う「雲の交差点」となりました。
日の出前、澄み渡る空を流れる筋雲が鮮やかな茜色に染まり、遠く阿寒岳の山並みまで見渡せる圧倒的な透明度の中、静かにその瞬間は訪れました。眼下を見渡すと、西からは南西風に乗った「鵡川沿いの雲河」が、東には北西風が運ぶ「十勝平野の雲海」が広がり、異なるルーツを持つ2つの雲がトマムの地で奇跡的に巡り逢っていました。
やがて太陽が顔を出すと、朝陽を浴びた十勝の雲海が黄金色に輝く一方で、山影に入るトマム側の雲海は静かな青白さを魅せるという見事な光と影の対比が現れます。
陽が昇るにつれて気温は19℃まで上がり、朝陽を浴びた周りの山々は緑を瑞々しく輝かせ始めました。上空の澄み切った青、山の鮮やかな緑、そして十勝平野の雲海が上空へ揮発しながら魅せる白。そのコントラストの中、木々を揺らす風がサラサラと心地よい音を奏でていました。
十勝平野の雲が上空へ溶け込み、阿寒岳を優しく覆い隠していくその儚くも美しい様子は、まるで逢瀬を果たした織姫と彦星が名残り惜しそうに空へと還っていくかのようでした。
風が紡いだ雲の交差点と、七夕の朝にだけ見られた特別な物語。本日お越しいただいたゲストの皆様にとって、忘れられない夏の思い出となっていれば幸いです。
明日以降の雲海の発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田



日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

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