10月7日の雲海テラス 流雲と斜光
今朝の雲海テラスは、一面を覆う雲海こそお休みだったものの、秋の山の立体的な地形と風が創り出すダイナミックな気象変化を一度に楽しめる特別な一朝となりました。
まず目を奪われたのは、上空を駆け抜ける雲のダイナミックな動きです。北風に乗ってちぎれ雲が高速で流れていく一方で、太陽の上昇とともに熱で雲が薄れていく「ドライアウト」が進み、刻一刻と青空の覗く面積が広がっていきました。
さらに面白かったのが、谷間や山肌で繰り広げられた「滑昇霧(かっしょうきり)」の発生です。盆地内で巻き返した風が冷えた山肌を駆け上がり、何もない空間から突如として白い雲がふわりと湧き上がる「雲が生まれる産声の瞬間」に立ち会うことができました。
そして朝のクライマックスを迎えたのが、雲の隙間からトマムエリア全体へ静かに降り注いだ「斜光(天使の梯子・薄明光線)」です。神々しい光の束が秋色に染まる谷間をスポットライトのように直接照らし出し、黄葉の山肌が眩しいほどの黄金色に輝く圧巻の情景が広がりました。
雲海という点にとらわれず、風と気流が紡ぐ空のドラマ、そして初冬を思わせる凛とした空気感のすべてが、今朝だけの特別な景観を演出してくれました。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田




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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

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