10月12日の雲海テラス 雲との駆け引き
本日のトマム雲海テラスは、気温8度、湿度99パーセントという濃い雲中でのスタートとなりました。
視界が真っ白になる雲中ですが、それは決してネガティブな状況ではありません。全身が雲に包まれるという非日常感に加え、雲の層が少しでも下がれば一面の雲海が広がるかもしれないという大きな期待感を抱かせてくれます。
本日はまさに上空の風と足元の風がぶつかり合い、テラスが巨大な雲の波に揉まれるような状態になりました。波が引くと上空の光が差し込み、波が寄せると再び真っ白な世界に包まれるという、刻一刻と表情を変える空模様に自然の力強い鼓動を感じる朝となりました。
時間が経つにつれ、分厚い雲のヴェールの奥から太陽の輪郭がぽつんと浮かび上がる幻想的な瞬間もありました。雲頂が高く、もう少しだけ下がれば雲海になるという絶妙な境界線にいましたが、この見えそうで見えない雲との駆け引きもまた、山の天候ならではの醍醐味です。
景色が真っ白な中でも、雲の中にいるという特別な空間をスタッフの連携やガイドにより多くのお客様にお楽しみいただきました。冷え込む中、温かいメニューをお供に足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
さて、明日で今シーズンの雲海テラスの営業は最終日を迎えます。それに伴い、私が担当する今シーズンの「雲海ダイアリー」の執筆も本日が最後となります。
今シーズンも本ダイアリーをご愛読いただき、誠にありがとうございました。読者の皆様の温かいご支援に、心より感謝申し上げます。
明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。
雲海テラススタッフ 藤田


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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。



