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9月6日の雲海テラス 太陽と雲

今朝の雲海テラスは山頂外気温8℃。肌を凛と引き締める冷気とともに、秋の気配が着実に深まっていることを実感する朝を迎えました。東の空には薄雲が広がり、日の出予定時刻の4時57分を過ぎても太陽はヴェールの向こう側。しかしそのおかげで、茜色と紺青が美しく溶け合うマジックアワーの余韻を、いつもより長く楽しむ贅沢な時間が流れました。

湿度が低く全面を覆う巨大な雲海とはならなかったものの、放射冷却によって谷底へ滑り込んだ冷気が、一筋の繊細な「雲河」を形作ります。時間の経過とともにぐんぐんと密度を増し、リゾートの足元から谷筋を優雅に流れる白い帯は、まるで一幅の水墨画のような静けさと気品を纏っていました。南側に目を向ければ、薄霞の向こうに重なる日高山脈の立体的なシルエット。山肌の木々も少しずつ黄色く色づき始め、初秋の移ろいを感じさせてくれます。

やがて太陽が雲の向こうから赤く輝き始めると、静寂の世界が一変しました。赤く柔らかな朝光が谷全体を優しく照らし出し、上空の薄雲が天然の日傘となって急速な消散を防ぐ中で、朝の光と湧き立つ雲河が静かなせめぎ合いを見せてくれます。外気温が10℃へと上がり光の勢いが増す中、粘り強く谷を彩っていた雲河も7時頃にはゆっくりと光の中に溶け込み、静かにその幕を閉じました。

重厚な雲海とはまた異なる、今朝滞在された方のためだけに訪れた「一期一会」の絶景。澄んだ空気とやわらかな光に包まれるこれからの季節、刻一刻と表情を変える秋のドラマを、ぜひ暖かなお召し物とともに体感しにいらしてください。明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆させていただきます。

雲海テラススタッフ 藤田

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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。

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