6 23 2021

できたてのリコッタはとても甘い香りがします。
リコッタはモッツァレラチーズを作る際に発生するホエーをお鍋で煮て作るのですが、タイミングがもの凄く重要です。
とれたホエーを放置し酸化が進むと、写真のようなリコッタの塊が出来てくれません。
忙しくても、疲れていてもモッツアレラと同時進行でリコッタの製造に取り掛かります。
お鍋にふんわりしたリコッタが浮かびあがるのを確認すると、毎度ほっとします。
しばしチーズ工房は甘い香りが漂い、少し癒やされたのち、モッツァレラチーズ作りの後半戦がはじまります。

06 18 2021

夕方搾乳の牛追いの際に新しい命を発見。
放牧のこの時期、お母さん牛達は出産直前までよく歩くので基本安産で助かります。
お母さん牛は子牛を産み落とすと、すぐに子牛の濡れた体を丁寧に時間を掛けて舐めます。
舐める事で臭いを消して外敵に気づかれにくくする事、濡れた体を乾かす事、マッサージ効果で子牛をリラックスさせる目的などがある様です。
なので、我々も産まれてすぐは子牛には触れず、そっと見守る事になります。

6 17 2021

ご縁あって旭川の大雪地ビールさんに麦の搾り粕をいただきました。
麦の搾り粕は、牛にとってタンパク質と繊維が豊富なスーパーフードです。
食物残滓が、牛の餌になり、堆肥になり、やがて土地を豊かにしてくれるという好循環が生まれます。

初めて見るごはんに牛達もはじめ戸惑いながらも、徐々に食べ始める牛が現れ、やがて皆が興味を持ちます。
牛はとってもグルメで、慎重なんです。
舌つづみを打っているのは愛称「パンダ」。彼女が一番気に入った様です。

6 13 2021

牧場ラウンジ前の放牧場にて。
木も茂り、ファームエリアもすっかり初夏の装いです。

6 11 2021

ファーム星野ではじめて作った牛乳を使った加工品はソフトクリームです。
作り始める前に北海道内のいろいろな牧場やお店で食べ歩き、研究し、気づいたのは、個性は違いながらも大体どこもおいしい事と見回すとに皆さん一様に楽しそうに、幸せそうに食べられている事でした。
私自身にとっても、ソフトクリームは旅行先やお出かけ先で気軽に食べられるちょっと特別な食べ物で、味の記憶とその時の情景や誰と食べたか、がセットになっている気がします。

今日のトマムはとても暑くなりそうです。
トマムで食べたソフトクリームが皆さまの旅の思い出に刻まれますように^^

06 07 2021

昨日新しい小屋へ引っ越しをしたミミとしずくとラブ。通りかかった馬とカウボーイに興味深々です。

06 06 2021

5月に生まれた子牛3頭。前列のミミ、後列左がしずく、後列右がラブと名付けられました。住み慣れた牛舎を離れ、新しい小屋へ引越ししました。新居は、見上げればザ・タワー。環境の変化に3頭はびっくりしていました。

06 01 2021

今日は世界牛乳の日です。美味しい牛乳をいつもありがとう。

05 24 2021

牛も性格は様々です。優しい子、意地悪な子、人懐っこい子、絶対触らせてくれない慎重な子。好奇心旺盛な子はとりわけ多い気がします。牧柵周りで作業などしていると、何やってるの？という感じで十数頭に包囲される事もあります。写真はモカ。カメラに興味深々です。

05 16 2021

出産ラッシュ。本日も子牛が生まれました。3頭続けて女の子。出産した放牧場に見に行くと早速お母さんのおっぱいを飲もうとしていました。牛の新生児はヒトとは異なり菌などへの抵抗力を持たずに生まれてきます。全てはお母さん牛が出す初乳と言う抗体や栄養をふんだんに含んだ乳を飲む事で免疫を身に付けます。生まれたての子牛の体内はまっさらな白いキャンバスの様なもの。我々も通常、子牛が初乳を口にするまでは気が抜けませんが、この子は生命力の特に強い子なのかもしれません。子が生きる為の強さを一番に与えてくれるお母さんは偉大です。

05 14 2021

ファームエリアの一角をお花畑にしようと水の教会チームのスタッフと一緒に種まきを行いました。挙式をされたご新郎ご新婦様の記念になるフォトスポットをファームエリアに作りたい、と言う思いを聞いて素敵だなと思いました。花は目を楽しませてくれるだけでなく、緑肥としてその後の土を豊かにしてくれます。お二人の実り多き人生の門出の場所になれたらと思いせっせと種を撒きました。挙式者だけ無く、一般のお客様も立ち寄れる場所ですので、多くの方に楽しんでいただきたいです。

05 13 2021

昨日生まれた子牛の近影。パンダ柄で遠くから見ると気づかないのですが、はっとするきれいな瞳をしています。