秋限定ディナーコース

当レストランは、今秋より、北海道の多彩な食材の個性を生かした美しい組み合わせを現す「Bella Combinazione(ベッラ コンビナッツィオーネ)」をコンセプトに進化。秋のディナーコースは「鹿肉」をテーマに、冬に向けて栄養を蓄える鹿肉の力強い味わいと、北海道の食材の魅力を掛け合わせた、全9品のイタリア料理を堪能できます。さらに、北海道のナチュラルワインのアルコールペアリング、ハーブやスパイスを使ったノンアルコール、両方を楽しめるミックスの3種のペアリングもご用意しています。
ディナーコースの紹介

「鹿肉のトンナータ」
旨味の強い鹿肉を低温で火入れし、エシャロットやビーツのピクルス、ケッパーを加えててタルターラに。土台には雲丹を敷き、トンナータのエスプーマを重ね、仕上げにはビーツパウダーを振りかけます。鹿肉と雲丹の旨みを包み込む軽やかなトンナータが、大地と海の恵みの調和を感じさせる一品です。

「鹿肉と葡萄のアロースト」
メインの鹿肉は、長時間かけてじっくりと水分を飛ばし、旨みを凝縮させた葡萄のアローストとともに仕上げた一品です。鹿肉の骨や肉から丁寧に抽出した濃厚なソースに、マニゲットの香りと根セロリのチップを添え、鹿肉の力強い旨味と葡萄の甘みを繊細に引き立てます。秋を感じさせる豊かな味わいの重なりをお楽しみいただけます。

「リンゴとビーツのシュトゥルーデル」
シナモン香る2層の生地に、甘酸っぱいりんごのコンポートやビーツ、香ばしいナッツやアーモンドメレンゲを重ねた一品。一般的なシュトゥルーデルとは異なり、食材を重ねる構成で風味と食感を際立たせました。仕上げには、牛乳とヘーゼルナッツの2種のソースを添え、豊かな香りとやさしい甘さで秋の余韻を彩ります。
料理をさらに楽しむ

メインには、華やかな果実味と爽やかな酸味が特徴の「Ros di Buri 2021」を合わせます。スミレやダークチェリーの香りが広がり、葡萄のアローストとともに鹿肉の味わいに深みと華やかさを加えます。