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9月2日の雲海テラス ダウンドラフト

今朝の雲海テラスは外気温10℃。雨とともに吹き抜ける東風5m/sの風音が響く、ダイナミックな朝となりました。「あいにくの雨で雲海が見られず残念」というお声も聞こえてまいりますが、実は「雨=雲海が見られない」わけではありません。雨こそが雲海を強力に育む「恵みの雨」となる瞬間があります。

それが、低気圧の接近など天気が下り坂の際に現れる「悪天候型雲海」です。降り注ぐ雨は大気に豊かな水蒸気をもたらすとともに、冷やされた空気によって強力な「ダウンドラフト(下降気流)」を引き起こします。上空から雨が雲層を押し下げ、山肌に沿って湿った空気が「滑昇霧(かっしょうきり)」となって駆け昇る——この立体的な大気の循環こそが、山にまとわりつくような躍動感ある雲海を生み出していきます。

あいにく今朝は雲の層が厚く、テラス周辺が終日「雲中」となったため目視で雲海を確認することはできませんでした。しかし、まさにこの雨と風が次の雲海を仕込み、大気が力強く呼吸している気配が肌から直に伝わってまいりました。

一口に「雲中」と言っても、実はその先には様々なストーリーがあります。これから雲海へと変化していく雲中、そのまま雲中で終わる雲中、そして山頂だけに雲がかかっていて、やがて消散して山々の美景が広がる雲中——。こうした雲のドラマや大気の仕組みを深く知っていただくため、雲中の朝こそおすすめしたいのが「雲海ガイド」へのご参加です。雲の動きや背景を理解することで、一見ただ真っ白に見える世界の中でも、雲海テラスの魅力をより一層深く感じていただけるはずです。

明日以降の雲海発生に期待して、ここで擱筆いたします。

雲海テラススタッフ 藤田

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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。

毎日15:00までに、翌朝の「雲海予報」を発表いたします。

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